「バリスタのご愛想」
F3号 （ 27.3㎝×22.0㎝ ） 油彩、水性アルキド、キャンバス
前回に引き続きイタリアのシチリアの男女。長距離バスの停留所前にあるバール。バールと言えば、こじんまりとした個人商店的なものが多いのに、ここは広い店構えでした。バリスタも数名いて、専任のキャッシヤーまで置いているのです。キャッシャーの女性は、背が高く、青く透き通るような瞳で、たいそう美しい人でした。たぶん、生粋のシチリア人ではありません。写真の撮影は断られてしまいました。一方、カウンターの中のバリスタたちはこころよく撮影に応じてくれ、この二人は、忙しいにもかかわらず、いくつかのポーズとってくれました。絵には描かれていませんが、おじさんバリスタの右手は、女性バリスタの腰のくびれに置かれています。旅行者サービスにかこつけたセクハラ？！ いや、もしかしたら二人は夫婦なのかも知れません。この絵は10月の個展に出品する予定ですので、よろしかったら見て下さい。
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