「千住名倉医院」
SM ( 22.7㎝ × 15.8㎝ ) ペン・水彩紙
北千住でよく知られた整形外科の医院。創業が1770年というから凄い。江戸時代は骨接ぎ専門医で、江戸じゅうから多くの患者が訪れたという。現在の建物もスケッチで見る通り、髷を結った赤ひげ先生が出てきそうな雰囲気だ。こういう外観を保つのは、医院の宣伝のためというのもあるだろうが、やはり現院長の心意気の表れではないだろうか。ちなみに現在の院長は8代目だという。院内に入ったことはないが、写真で見ると、設備の整った、あくまでも近代的な整形外科医院が見て取れるのであった。